一生に一度あるかないかと言われる住まいづくり。だからこそ、住まう人にとって生活の基盤となる住宅は、永く住み続けられることが大切です。そして、その実現のためには様々な視点で「持続可能であること」が必要不可欠だと私たちは考えます。
住まう人の思いをベースに、建設地の周辺環境や、この西三河エリアの気候や風土を読み解き、検討と検証を繰り返すことで「あるべきものが、あるべきところに、あるべき姿で存在する」住まいをご提案します。
省エネ性と快適性
住まいの快適性は長く住み続ける上で大切な要素です。日本の家の断熱性能は環境先進国と言われるドイツはもちろんですが、中国や韓国などのアジア諸国と比べても低いのが実情です。
そのため、エアコンなどを付けても部屋全体が温まらなかったり、部屋ごとの温度差が大きいのが当たり前で、ヒートショックで亡くなる方は交通事故での3倍にも上ります。
また、断熱性能の低いサッシによる結露や、そこから発生するカビによる健康被害も深刻です。
住まいの断熱・気密性能を高めることは快適性を高め、同時に健康にもつながります。
情緒的な持続可能性
住まう人の年齢や時代によって、住まいに対する価値観も移り変わっていきます。
そんな中でも普遍的に美しいと思えること、また年月を重ねても美しいと思えることを大切にしています。それが徐々に愛着につながっていくと考えます。完成した瞬間が100点満点で、そこから劣化するにつれて点数がさがっていく住まいではなく、10年、20年、30年と住まい続ける中で、経年美化し満足度の高くなる住まいを目指してご提案します。
暮らしを守るパフォーマンス
住まいは建てて終わりではありません。
住まい続ける限り、光熱費などのランニングコストやメンテナンスやリフォームなどのコストも必要になってきます。新築時にかかるコストだけでなく、このランニングコストまでを含めたコストを意識する必要があります。
パッシブデザインを取り入れることで、光熱費を抑えながら快適性も上げる住まいを実現します。また、ご予算や意匠なども踏まえ使用する素材を吟味し、初期コストとランニングコストを最適なバランスでご提案します。